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クレールの電子書籍『ホリスティックな家づくりの教科書』を紹介
コロナが世界中に蔓延したとき、不要不急な外出は控えるようにと家族全員が24時間、家の中に閉じ込められた生活が始まりました。
一時的な期間ではありましたが、いつもとは違う生活環境にカラダが馴染めず、多くの方がストレスによる不眠症やイライラなどを経験し、ストレスによる健康被害が社会問題にもなりました。
あれほど細心の注意を払い、家づくりや物件選びに神経を注いだのに、どうして家での滞在時間が長期化しただけでストレスが発生したのでしょう?
もちろんコロナによる先行きがわからない不安も大きいでしょうが、実は家の中の環境が家族の体質に合わせて設計されていなかった、ただそれだけの事でした。
いやいや、導線設計もよく考えて間取りを決めたし、壁紙やカーテンなどの色もコーディネーターさんに提案してもらって、おしゃれなインテリアに満足してますよ、と反論されるかもしれません。
はい、それは十分理解していますが、家づくりや物件選びの基準となる視点が、片手落ちということが言いたいのです。
この視点を論ずるのに理解しやすいのが、『陰陽論(いんようろん)』という世界観になります。
陰陽論とは、この世の中はすべて、二極で成り立つという考え方です。
- 天と地
- 昼と夜
- 男と女
- 太陽と月
- 暑い、寒い
- 熱い、冷たい
- 押す、引く
- 甘い、辛い
- プラスとマイナス
- 固い、柔らかい
- 顕在意識と潜在意識
など、数えげたらきりがありません。
これまでの家づくりは男性的思考が中心で、いかに機能的で高性能な住宅を考え、誰もがうらやむようなおしゃれなインテリア空間を目指しました。
アフターコロナの家づくりは『ホリスティック』の視点で計画する
「ホリスティック」とは、全体という意味を持っています。ボディ(からだ)・マインド(心)・スピリット(精神/魂)を総括的に、とらえていく考え方です。
コーディネーターさんなら、聞いたことがあるかもしれませんね、ホリスティック空間とか。
ホリスティック空間というのは、その空間を使うだけで内面から心とカラダが癒されていくという環境になります。
すでにホリスティック医療とか、ホリスティック美容などの分野で、30~40年前から取り組まれています。
しかし住宅業界はどうでしょう、完全に取り残されていますよね。
そのツケが回ったのは、コロナによる自宅待機によって発生した、ストレスによる社会問題です。
あれほど快適な家づくりをしたはずなのに、一日中おうち時間が増えただけでなぜストレスが生まれたのか。
理由は簡単です、家族の体質を考慮したホリスティック空間になっていなかったからです。
コロナ以降、このストレスの発生問題を解消するという動きが、住宅業界の一部の企業で出始めました。
しかしホリスティックな家づくりの方法が具体的にわからないため、単純に家の中に自然を取り入れましょうと啓もうするのが精いっぱいのように思われます。
それがホリスティックの全てだとしたら、住宅は昔ながらの木造建築が正解になります。
インテリアだってベージュやグリーンといった、ナチュラルデザイン以外は使えないという話になってしまいます。
この思考がまさに男性的であり、顕在意識で知恵を絞った結果のホリスティックな家づくりの限界なのでしょう。
陰陽の理論で分析すると、やるべきことは明確に見えてきます。
これまでの男性的な思考の家づくりに、不足していた女性的な思考で家づくりを考えていきましょう。
さらに顕在意識だけで家づくりを考えるのではなく、潜在意識が受ける住環境の影響も考慮して家づくりを考えましょう。
さらには男性か女性、大人か子どもという大きなくくりでインテリアを計画するのではなく、その家に入る家族ひとりひとりの個性を精査したうえで、間取り設計やインテリア計画を行いましょう。
要は、まだ実際に暮らしてもいない家づくりを、頭の中だけで完結してしまうと失敗するということです。
これからの家づくりに必要な要素は、新しい家に引っ越して暮らし始めても潜在意識(心と精神)がストレスを生まない、家族の情報を取り入れた間取り設計とインテリア計画になります。
漢方でも知られる東洋医学のベース、五行論を家づくりに活用する
ではどうやって、家族ひとり一人の内面的な情報を可視化したらよいのか、そこがあまり知られていないテクニックになります。
実はすでに太古の昔から中国では研究がされており、それが東洋医学のベースとなって現代でも漢方薬として処方されている技術があります。
西洋医学は事象が起きてしまってからの治療が主体ですが、東洋医学は未病という個人が生まれ持つ体質を調べて、内面から時間をかけて治療を行うという、アプローチが異なる医療として現代でも活用されています。
この技術を家づくりの計画に取り入れることで、家が完成して新しい環境に身を移しても、予め家族の体質に合わせてオーダーメイドされた環境なので、ストレスを生むことなく安全に暮らしをスタートさせることができます。
すでに家が完成している方のホリスティックな対処法を解説
本来であれば家づくりの計画当初や物件選びの検討段階から、このホリスティックな概念を取り入れることをお勧めしています。
なぜなら引っ越す前に家族が使う部屋を決めてしまったり、インテリア用品を買ってしまったら、なかなか後で部屋替えをしたりインテリアを買いなおしたりはできないです。
となれば、家族の体質に合わない環境でその後何十年と暮らすわけですから、潜在意識も2~3か月で悲鳴を上げるのも避けられない話なんです。
本来であれば住宅業界がカバーすべきことですが、日本ではこの意識が遅れているので個人が家族の健康を自分たちで守るしかないのです。
なので簡単にリフォームはできないまでも、家族の部屋替えができれば安全のため実行していただき、古くなったカーテンを新調されるならせめて家族の体質に安全な色柄を選んでください。
こういった意識は消費者が率先して持って行かないと、企業はなかなか腰を上げてはくれません。
この本一冊あれば将来子どもたちが独立したときに、アパート選びからインテリア選びまで親の立場でサポートすることができます。
こういったことは本当に、知っているか知らないかの差ですので、ぜひ人生に活用していただければと思います。
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