部屋の奥までパッと明るくする光拡散レース
日当たりは良いのに、いつも部屋の奥が薄暗くて困っていませんか?陽だまりを効率よく拡散して部屋を明るくするレースがあります。
マンション・事務所・教室など奥に部屋が広い環境に最適
小学生の頃を思い出していただけますか?教室って窓際が眩しいぐらい明るすぎて、反対に奥の方は薄暗かった記憶が残っています。席替えで窓際になって嬉しかったのは冬の季節だけで、春から秋の始まりまでずっと暑くてたまりませんでした。
大人になって購入した念願のマンションは、日当たりの良さで購入したのに明るいのは窓辺だけ。それも直射日光が床を強く照らして眩しいぐらいです。
こんな状態では床や壁紙がすぐに焼けてしまうので、薄手のレースカーテンではあまり日除け効果は期待できそうにもありません。
昔の人はよく考えた物で、日本建築の住宅にある縁側と和室の間に和紙の障子を使いました。縁側から差し込む光が障子に当たると、和紙がその強い光を分散して和室の奥まで光を届けていました。
現代ではその原理を応用した、光拡散機能を持つレースカーテンが登場しました。ウェーブロン+という特殊繊維を織り込んだレースカーテンで、光がウェーブロン+に当たると乱反射して室内いっぱいに拡散します。
Youtubedeで光拡散レースの実験動画を見つけましたので、どれほどの効果があるのか紹介したいと思います。
Youtube出典:ecofix
実験では真っ暗の室内で投光器の光を床に当て、そこへ光拡散レースを閉めると変化が起きるかを実験したものです。
ちょうど窓辺に直射日光が差し込んで床に陽だまりができている状況では、部屋の奥まで光はまったく届いていません。そこへ光拡散レースを閉めるとその陽だまりは消えて、奥の壁面がパーッと明るくなり光が届いていることがわかります。
現実にはこんな暗い部屋ではありませんのでここまではっきりと効果の違いが出るわけではありませんが、それでも光拡散機能が本当に効果あるのかを実感できたと思います。
この光拡散レースを一般住宅のリビングに使うと、一般レースと比較してこの程度の明るさの差になります。
写真だけでは臨場感が伝わらないのでそんなに大きな差は感じられないかもしれませんが、体感的には窓辺の強烈な日射しがまろやかな光の粒子に拡散されてお部屋いっぱいに広がる、そんな表現が適しているかもしれません。
太陽の日射しが差し込む時間帯だけに限られる光拡散効果ですが、朝日や西日など太陽光をまともに受ける窓に使っていただくことで、より快適な生活空間を作ることができます。
住宅密集地で陽が当たる時間帯は限られているリビングとか、学習塾やオフィスなど広い空間の照明が必要な時には、この光拡散レースは節電にも繋がるのでとてもエコロージーな商品と言えるでしょう。
ミラーカーテンを購入したら部屋が暗くなってしまった方、明るい部屋でのびのびと子供を育てたい方、光や紫外線に敏感な体質の方などにお勧めです。
この帝人WAVERON+繊維を使用した光拡散レースは、様々な素材感で商品化されています。お好きなテイスト、透け感、色味などで、こちらのカタログから探してみましょう。